こんにちは!
測量ブログの今回のテーマは、「測量会社の仕事内容とは?」と題し、1日の仕事の流れを簡単にご紹介します。
午前8時/出勤
始業時間の少し前に出勤し、現場に向かう準備をします。
大きな準備(持って行く測量機器や資料など)は前日に準備をしているので、他に忘れ物がないか最終確認をしてから現場に向かいます。
午前/現場での作業
現場到着!
今日の作業内容は、多種多様な測量業務の中でも比較的特殊な「ダム堤体観測」です。
ダムは「ロックフィルダム」方式で自然石を堤体に使用したダムです。(下記参照)
この作業は、ダムの貯水量、特に満水時におけるダム本体への水圧による歪みなどの異常がないかを確認するためのものです。
ダムの内側斜面、天端、外側斜面に一定の間隔で観測点があり、その観測点を別の点(不動点)より観測します。
作業写真は、当社のInstagram(インスタグラム)よりご覧ください。
ロックフィルダムとは、石や岩石を主材料としてつくられるダムで、基礎地盤の強度をコンクリートほど必要とせず、比較的地質の悪いところでも構築可能です。また、手近にある岩などの材料を用いて建設できるため、工事費が安くなるなどの特徴もあります。
12時/お昼休み
作業の進み具合によって、少し早くなったり、キリの良いところまで作業を終わらせるため、少し遅らせる場合もあります。
コンビニエンスストアやスーパーマーケットで買ったお弁当を食べたり、自宅からお弁当を作ってきたり、近くに食堂があったら食べに行ったりと、社員によりまちまちです。
現場事務所がないので、車の中で食べたり、晴れた日は木陰でレジャーシートを広げて、ピクニック気分で食べる場合もあります。
少し休憩後、午後の作業を始めます。
午後/現場での作業
午後からは別の作業場所に移動します。
次の作業内容は、川の断面形状を測定するとともに、一定間隔で川の流れの速さを測って水の流量を計る「流量観測」を行います。
こちらはまた、後日ご紹介予定です。
16時30分頃/作業現場より帰社
季節によって日の長さが変わるため、作業時間も多少変わることがあります。
作業後は、使用した機器を定位置に戻したり、バッテリーの充電や機器のメンテナンスを行います。
また、本日の作業データをサーバーに取り込み、データ整理を行います。
業務内容によりますが、早めに作業内容の確認や打ち合わせを行い、翌日の準備をします。
繁忙期には業務量が増えるため、少し残業する場合もあります。
18時頃/帰宅
おつかれさまでした。
また明日も元気に仕事をしましょう!!
いかがでしたか?
簡単ですが測量会社の一日です。
「もっと詳細を聞いてみたい!」
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など、ご要望ありましたら気軽にお問い合わせください。
「百聞は一見に如かず」ということで、インターンシップも随時受け付けております!